乳がん患者のサルコペニア:治療効果と生存率への影響
乳がん術前後の運動は運動機能改善に対して効果があることを以前紹介しました。 運動の目的の一つとして、筋肉量の増加というものも挙げられます。 乳がんの治療は、体の組成、特に筋肉と脂肪のバランスに影響を…
乳がん術前後の運動は運動機能改善に対して効果があることを以前紹介しました。 運動の目的の一つとして、筋肉量の増加というものも挙げられます。 乳がんの治療は、体の組成、特に筋肉と脂肪のバランスに影響を…
今回は、ICUの重症患者の超音波で測定した筋断面積とCTで測定した骨格筋量の関係について検討した論文を紹介します。 前回、ICUの重症患者の筋萎縮速度と評価方法について、解説しました。 ICUの筋量の評価では85%が超音…
今回は、ICUの重症患者の筋萎縮速度と評価方法についてまとめたレビューを紹介します。 以前サルコペニアの診断基準の一つとして、骨格筋量を超音波で測定しているISarcoPRMについて紹介しました。 大腿前面の筋厚を超音波…
以前の記事では、サルコペニアの筋量の評価として、超音波による計測を採用している診断基準を紹介しました。 Kara M, Kaymak B, Frontera W, et al. Diagnosing sarcopenia…
前回はサルコぺニアの定義、疫学、骨格筋量の評価方法について紹介しました。 サルコペニアの有病率は若年成人で8~36%、高齢成人で10~27%であり、筋量の評価としてCT、MRI、DXA、BIA、超音波が挙げられましたね。…
以前、がんサバイバーも知っておきたいサルコペニアについて紹介しました。 サルコペニアとは、簡単に言うと「加齢に伴う骨格筋量減少」のことでした。 基本的にはCTやDXA、BIAといった機器を用いて骨格筋量の評価を行うの…
今回は、地域在住高齢者の腰痛とフレイル,サルコペニアとの関連を調査した論文を紹介します。 以前、変形性関節症とフレイルが関連していることを紹介しました。 やはり整形外科疾患があるとフレイルに陥りやすいみたいですね。 …
今回は、がん患者さんの体重減少の目安について紹介します。 がん患者さんの特徴として、意図しない体重減少が挙げられます。 食欲不振やエネルギー消費の増加によって体重が減少しやすくなります。 栄養失調になると予後にも関係…
前回は、骨粗鬆症予防のために推奨されている活動量について紹介しました。 7000-8000歩/日の歩数、15-20分/日の中等度運動ができるのがいいようです。 がん患者さんに推奨されている運動量と同等な印象ですが、なかな…
前回は、ホルモン治療中の前立腺がん患者の骨密度低下について紹介しました。 ホルモン治療はその副作用で骨密度が低下しやすいんですね。 しかし、骨密度が低下する要因として活動量低下や筋量低下も挙げられます。 がん患者さんは、…
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